Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/11/03

ターンオーバーと紅葉が
同時にやってきた池原、七色ダム

 11月3日の文化の日がらみの3連休、奈良県池原、七色ダムは紅葉とフォールターンオーバーがまともに重なりました。2日から冷え込みが一段と厳しくなって、遠くの山に雪が積もってるのが見えてます。

 池原ダムのターンオーバーは10月25日頃から下流寄りのエリアで始まってたんですけど、それがどんどん広い範囲に広がりつつあります。ダムサイトに近いエリアは濁りがかなりひどくて、透明度が1mもないぐらいになってしまってます。さすがにこうなるとバスも釣れません。釣ってきてるアングラーは、ターンオーバーの濁りが入ってないエリアを選んでるようです。

 2日は1人で45cmと43cm、40cmをキャッチしたアングラーがいました。3日はクランクベイトで53cmをキャッチしたアングラーがいました。いずれも上流寄りのエリアです。それ以外の平均的な成績は、1人で1尾か2尾といったところです。まあそれでも、ぜんぜん釣れないということはなくて、お父さんと一緒に釣りに来た小学生や彼氏と一緒の女性も「まあまあのが釣れた」って言ってましたから、エリアさえうまく選べばバスの顔を見ることはできるということですね。

 七色ダムは池原ダムからの放水による濁りが取れないところにフォールターンオーバーが始まって、10月からずっと濁りっぱなしです。ボディウオーターの透明度が一時は2mぐらいまで回復してたのが、現在は1mぐらいになってます。

 バスの釣れ具合もスローなんですけど、池原ダムは上流部に濁ってないエリアが残されてるのに対して、七色ダムはほぼ全域が濁ってしまってるので逃げ場がない状態です。水質が回復しかけたときは1人で10尾近く釣ってくるアングラーもあったんですけど、現在は多いアングラーでも数尾釣るのがやっと、平均1、2尾というところまで落ち込んでます。

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