Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/08/25

下野正希プロの夏休みPart2
じゃなくて和歌山海釣り取材

 ちっちゃなイシガキダイを釣ってうれしそうに笑ってるのは下野正希プロです。和歌山県浦神の二ツ島という磯で遊んでるところを撮影しました。嘘ですよ。本当は取材です。

 下野プロは8月22日、23日と雑誌の取材で和歌山県へやって来ました。2日ともバスフィッシングじゃなくて、22日は新宮市の三輪崎漁港からワイルドキャットで沖に出てトローリングのカジキ釣り、23日は浦神の磯へ渡船で渡ってイシダイ釣りです。

 さらっと書きましたが、これって下野プロでなくてはとても考えられない企画なんですよね。カジキもイシダイも、なかなか釣れないという点では数ある釣りの対象魚の中でも双璧と言ってもいいぐらいの魚です。そんな釣りを組み合わせて、はたして取材になるんでしょうか。と言うより、下野プロはこんな企画でもちゃんとネタにしちゃうんですよね。釣れない季節とか釣り場の取材は引き受けたがらない一部のバスプロとは大違いです。

 偉いですねえ下野プロ、と言いたいところなんですけど、これにはさらに裏があります。元々の企画は2日ともトローリングのカジキ釣りでした。それを1日カジキ釣りをやってストライクがなかったのを幸いに、「カジキはいないみたいだから、明日はイシダイ釣りに行こう」と、さっさと自分の好きなイシダイ釣りに行くことに決めちゃったんです。これってきっと、もしカジキが釣れてたとしても、「カジキが1尾釣れたら十分だから、明日はイシダイ釣りに行こう」となってたんじゃないでしょうか。あいかわらず、やりたい放題の下野プロです。

 というわけで、ワイルドキャットキャプテンのB.B.C.服部は23日のイシダイ釣りに付き合わされました。さらに、その翌日の24日も潮岬の磯でイシダイ釣りです。下野プロはこの日の夜に田辺市の釣具店でセミナー、翌日の朝早くから合川ダムで釣り大会の予定が入っていました。そのぎりぎりまでイシダイ釣りをしようというんですから、本当に好きですねえ。

 お天気は、23日まではよかったんですけど、24日はもう最悪。土砂降りの雨に突風のような風が吹きまくりました。それでも下野プロは雨にも負けず、風にも負けず、とうとうお昼になって渡船が迎えに来るまでイシダイ釣りやめませんでした。

 その翌日の25日はまたいい天気に戻りました。合川ダムの釣り大会に参加した下野プロはきっと、「今日、イシダイ釣りに行かなあかんかったね。来年はバスの大会やめて、イシダイ釣りの大会にしよう」とかなんとか、お店の人にわがまま言って困らせてるんじゃないでしょうか。

下野正希プロの夏休みじゃなくて小森ダムでバス釣り取材
(B.B.C.ホット情報02/07/24)

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