Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/08/16

混雑のピークを過ぎた
お盆休み後半の池原、七色ダム

 今にも雨が降り出しそうな曇り空の下でボートを揚げてるのは、奈良県池原ダムのトボトスロープのスタッフとお客さんです。8月16日の夕方近くに撮影しました。雨は台風13号の影響かどうかわからないんですけど、この日の午後になって池原ダムとその周辺のあちこちで一時的に強く降りました。雷も鳴ったので、早めに引き上げたバスアングラーが少なくなかったようです。

 池原ダムの水位はジリジリと下がり続けています。レンタルボート店や昇降業者のスタッフは異口同音に「ここらで台風の雨が降って、水位が上がってくれないかなー」と言ってるんですけど、なかなかそううまくはいきません。大荒れにならない程度に適度の雨が降って、この週末はバスがよく釣れて、水位も上がってという期待をそらすかのように、台風は東の方へそれて行きそうです。それでも太平洋岸は15日から大波になるって天気予報のおじさんが言ってますから、この台風でお盆休みは終わっちゃうんじゃないでしょうか。ということは、夏休みも実質的に終わりということになるのかもしれませんね。

 このお盆休みに池原ダムへやって来るバスアングラーのピークが14日だったということは、8月15日のB.B.C.ホット情報でお伝えしました。その後、15日から17、18日の土日にかけてはだんだんとアングラーが少なくなっていって、普段の週末以下になりそうだというのがレンタルボート店スタッフの予想です。

 16日は池原ダムよりも七色ダムのレンタルボートの方が稼働率は上だったかもしれません。まあそれでも、全船出動というような状況ではないし、七色ダム全体のレンタルボートの数から考えて、アングラーの密度は池原も七色も似たようなものだったんじゃないかと思うんですけど、レンタルボート店の駐車場の埋まり具合は七色の方が上だったように思います。

 バスの釣れ具合は、さすがにお盆休みのプレッシャーがかかり続けたせいか、ややスローになってきました。お盆休みの前半までは、たいていのアングラーが10尾近くかそれ以上釣ってきてたのが、後半は5尾前後かそれ以下というアングラーが多くなりました。これはある程度仕方ないことかもしれませんし、それでも去年の夏などにくらべたら、はるかによく釣れてます。この後どうなるかは、アングラーが減ってからふたたび釣れるようになるかどうかを観察すればわかるんじゃないでしょうか。

 川上村伯母谷地区の国道169号の通行時間制限は18日まで解除されて、日中でも片側交互通行で通れるとのことです。さすがにお盆休み中は通行量が多くて、1時間近い通行止めの間にたくさんの車で長い長い行列ができてしまっていました。それを15分やそこらの解除時間中にスムーズにさばくのがたいへんだったんでしょうね。そこで、お盆休みが終わる18日までは片側交互通行でしのぐことにしたようです。19日からは、ふたたび通行時間制限が行われます。また、状況によっては13日の夕方のように一時的に通行止めになることもあるかもしれませんので、釣行の際はあらかじめレンタルボート店などに確認してから出発された方がいいと思いますよ。

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