Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/07/18

再オープンしました
尾越カントリーレイク

 営業再開のための準備を5月から進めていたフライフィッシングエリア尾越カントリーレイクが7月17日にオープンしました。

 尾越カントリーレイクは京都市北区の山の中にあって、今から10年ちょっと前まで下野正希プロファミリーが経営していました。その当時のまま残っていた家や池をきれいに改装して再オープンしたんですけど、周囲の環境は以前とかわらず、美しい緑の山に囲まれたままです。道路がもうちょっと先で行き止まりという山奥にあるので、自動車の騒音もほんのたまに聞こえるだけで、かわりに鳥の鳴き声が聞こえてきます。今でもこういう気持ちのいい環境が残っているのはうれしいことですね。

 17日のオープン日は朝から強い雨と雷に見舞われて、午前9時からの予定だったスタートをちょっと遅らせることになりました。その待ち時間に下野プロがフライを巻き始めます。臨時のフライタイイングスクールです。本当は、今日使うフライを事前に用意してなかっただけなんですけどね。

 午前9時頃になると、以前営業してたときから顔なじみだったお客さんが、「雨がひどいね」と言いながら、三々五々集まり始めます。そうなるとどうしても、なつかしい昔話が始まります。お茶を飲みながらの釣り談義です。そうこうしているうちに、午前10時前になってやっと雨が上がりかけてきました。

 50mプールをもうちょっと大きくしたぐらいの池に放流されているのは、ニジマスとブラウントラウト、イワナです。オープン当日は台風直後で水が濁ってたんですけど、さすがに放流したばかりで何のプレッシャーも受けてない魚たちはフライによく反応していました。だけど、水が濁っているからなのか、マーカーやラインにアタリが出るのがほんの一瞬で簡単には釣れません。

 古くからの顔なじみのお客さんや下野プロも含めて、釣りに来てた人達全員、けっこう熱くなってました。下野プロは「このフライではあかん」とか言って、家に引っ込んでは新しいフライを巻いて、すぐにそれを試してました。

 オープン日は黒系やダークブラウン系のフライがよかったみたいなんですけど、水が澄んできたら魚の反応がかわるかもしれません。ほかに午前中は赤系やオレンジ系のフライでもよく釣れてました。この日釣れたニジマスの最大は46.5cmで、30〜40cmがアベレージサイズです。ニジマスのほかにイワナが2尾釣れてました。うち1尾は女性アングラーがキャッチしました。

 尾越カントリーレイクはまだ再オープンしたばかりなので、しばらくの間はお客さんが多いということはないと思います。気持ちのいい環境でのんびりとフライフィッシングを楽しみたいという方にお勧めです。営業時間や料金、休業日、行き方などの詳しいことは、下記の電話番号でおたずねください。

■尾越カントリーレイク TEL075-744-2895

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ