Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/05/21

水位が上昇した池原ダム
60cmオーバーはほぼ毎日

 10日ぶりに奈良県池原ダムへやって来ました。

 杉戸繁伸プロのレポートにもある通り、池原ダムは先週いっぱいずっと天気がよくなくて、その間かなりの雨が降って水位が約4m上昇しました。雨が降っている間、毎日数10cmずつ水位が上がり続けたんだそうです。現在はやっといい天気になって、水位が上昇する勢いがやや落ち着いたところです。

 本流筋のバックウオーターは白川の発電所から数100m下流に移動しました。白川大橋からバックウオーターまでは幅20mほどの細くて浅い湖面になっています。ボートの走行は注意が必要です。

 各河川から大量の水が流れ込んだため、濁りの状態もかわりました。本流のバックウオーターから深瀬付近までは比較的クリアです。古代のやや上流から前鬼谷付近にかけては薄茶色の濁りが入っていますが、水質はそんなに悪くなく透明感があるので釣りには問題なさそうです。下の左の写真は深瀬の石垣の岬です。右は鳥渡谷の入り口の岬です。同じクリアな水質でも、下流の鳥渡谷付近の方が透明度が高いのがわかるでしょうか。

 大きなバスはゴールデンウィーク後半以降ずっと釣れてて、見えバスも多くなってるんですけど、かなりムラがあるみたいですね。一時にくらべて数が出なくなったということでしょうか。それと、平日でもけっこうな数のボートが釣りに出てて、その多くがサイトフィッシング中心で、中には湖岸沿いをスローで走りながら見えバスを探しまくるボートがいたりするので、普通に釣ってたのではなかなか釣れなくなってるということもあるのかもしれません。

 とりあえず、60cmオーバーはほぼ毎日、どこかで誰かが釣ってる状態がずっと続いてます。ただし、ゴールデンウィーク後半のように1日に池原ダム全体で何尾釣れてるかカウントできないというような爆発的な釣れ方ではありません。多くて数尾。ゼロの日も4、5日に1日あるかないかといったところです。

 ゴールデンウィーク以降でアングラーが多かったのは、5月11、12日の週末から週明けの13、14日にかけてでした。12日が闇夜の大潮だったのと、ゴールデンウィーク後半に大きなバスが立て続けに釣れたという情報が伝わったためにアングラーが集中したようです。その後はやや落ち着いていますが、アングラーは切れ目なく来ています。今週末は26日が満月の大潮のため、また大入り満員になりそうです。レンタルボートはまだいくらか空きがあるみたいですけど、宿の方は満員の所が多くなってますので、予約はなるべく早い方がいいと思いますよ。

 現在、国道169号の深瀬トンネルと南池原トンネルで工事が行われていて、日中は通行時間制限が実施されています。日によって制限がなかったりもするんですけど、工事をやってると夕方の早い時間に帰ろうとするときなどに30分以上も待たされる可能性があります。詳しくはレンタルボート店などにおたずねください。

 国道169号はあちこちで工事をやってて、信号があったり、交互通行になってる所がたくさんあります。これから梅雨に入ると、また土砂崩れで通行止めになったりする可能性もありますので、道路情報にはくれぐれもご注意ください。

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