Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/04/04

ジャッカルのバギーは
本当に5月に発売されるのか!?

 上の写真はジャッカルの加藤誠司プロが開発中のニューコンセプトプラグ、バギーのプロトモデルです。ちょっと傷が付いて汚れてるのは、加藤プロが琵琶湖で使って実際にバスを釣ったからです。

 このバギー、外観を見ただけだと、太っちょでお尻のストンと切れたクランクベイト系のプラグかな?っていう感じだと思います。あるいは、ルアーのことをよくご存じの方なら、ビッグバドのことを思い浮かべるかもしれません。

 バギーの最大の特徴は、水面直下を引いてきたときに、とても強い引き波を立てることです。この引き波が発する強烈な刺激によって、ほかのルアーに飽き飽きしてるバスでも食い付かせてしまうという、そういう性能に特化して開発されたルアーがバギーなんですよね。もちろん、ロッドティップを下げて、軽く潜らせながら引いてきてもかまいません。そのときは引き波は小さくなりますが、その分、水中で起こっている波動は大きくなっているはずですから、やっぱり普通のクランクベイトなどとは異質の強い刺激がバスに伝わっています。

 最初にバギーのことをクランクベイトと書かないでニューコンセプトプラグとご紹介したのは、通常のクランクベイトとは明らかに異なるジャンルのルアーなんじゃないかな?と思ったからなんですよね。ですから、メディアによってはクランクベイトのニューカテゴリーなんて紹介のされ方をするかもしれません。あるいはこのルアーがきっかけになって、波動系プラグのニュージャンルが確立するかもしれません。このルアーをどのように取り扱うかによって、そのメディアのスタッフがルアーのことをどれぐらいよくわかってるか、わかってないかがバレちゃうかもしれませんね。

 左の写真は、リブレのスロープでバギーをテストしているところなんですけど、すぐにアレッと思った方はスルドイ!! テストしてるのが加藤プロじゃなくて成尾拓史さんです。加藤プロはバギーのウエイト位置の試作テストを成尾さんに任せて出張に行っちゃいました。ウエイトをいろんな位置に入れたテストモデルを成尾さんにたくさん作らせて、その中からいいのを選んで加藤プロが試作を引き継ごうという魂胆です。ちなみに、成尾さんとBassing裏かわら版のなるたくは同一人物です。

 バギーには二つのサイズがあって、小さいの方の名前はベビーバギーと言います。ここで鋭い方なら、ハハーン!?と気が付くかもしれません。おふざけが大好きなジャッカルのことだから、ベビーバギーというふざけた名前を使いたくて、大きい方をバギーという名前にしたんだなと……。

 ベビーバギーの方も平行して開発が進められていて、5月にバギーと同時発売の予定なんだそうです。本当は「発売予定です」と断定的に書きたいところなんですけど、ジャッカルさんのことですから「発売の予定なんだそうです」と伝聞形式で書いとかないと恐くてかないません。3月に同時発売予定だった小型クランクベイトとミノーも、ミノーの発売が4月にズレ込んじゃいましたからね。だけど、ここまでできあがってるんだから、バギーとベビーバギーの5月発売は間違いないと思うんだけどなー??? がんばってくださいよ、加藤プロ並びにジャッカルスタッフの皆さん!!

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