Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/03/22

琵琶湖にそろそろ
春のビッグチャンス到来か!?

 全国のあちこちで20m/sを越える強風が吹き荒れた春分の日の3月21日、滋賀県琵琶湖は午前中は風もなく暖かい穏やかな花曇り、午後は南からの突風並みの強風に雨という強烈な天候変化に見舞われました。天気がよかった午前中は、大勢のアングラーが釣りをしていました。ボートもけっこう出ていたので、午後になって恐いめにあった人もいたんじゃないでしょうか。上の写真は21日の午前10時頃に撮影した赤野井湾のアシ原なんですけど、午後はこの写真の天候からはとても想像できない大荒れでした。

 この時期の南風は、吹きだしたと思ったら、あっと言う間に強くなってくるので注意が必要です。18日の月曜日も同じような天候で、午後になって南からの強風が吹き、雨が降りました。その夜から冷え込んで、19日は1日中、強い南の風が吹いていました。その間の様子は3月19日のB.B.C.ホット情報でレポートしました。20日になってやっと風が止んだんですけど、穏やかだったのは翌21日は午前中までで、午後は大荒れです。強い風の波で南湖はひどい濁りが発生しています。順調に進んできた春のパターンが、これでおかしくならなかったらいいんですけどね。


 かろうじて穏やかだった21日の午前中、春の定番ポイントはだいたいどこも、バスアングラーが無理のない間隔できっちり入って釣りをしてました。イベントやトーナメントをやってるときの多さとは比較になりませんが、早い春がどんどん進んで、いい感じで釣れるようになったっていう情報が、そろそろ一般のアングラーにも伝わりだしたみたいですね。これ以上入ったら窮屈になりそうなギリギリ手前の密度で、岸釣りは木浜にパラパラ、赤野井湾にパラパラ、ハス畑にパラパラ、ボート釣りは琵琶湖大橋料金所裏にパラパラ、ヤンマー沖にパラパラ、木浜沖にパラパラ、赤野井沖にパラパラ、烏丸半島沖にパラパラって感じで釣りをしています。B.B.C.服部が見て回った範囲で書いてますが、それ以外の所もだいたい様子はかわらないようです。


 赤野井湾のアシ原では、岸釣りのアングラーが20mぐらいの間隔で並んで釣りをしている前でボートが沖から釣りをしてて、けっこう接近してる場面も見られました。ボートをアシの中に入れるのはまだちょっと早いんじゃないかと思うんですけど、そろそろそういうことが起こるシーズンなんですね。

 それと、アングラーが目立って多かったのは木浜の5号水路でした。30人ぐらいがズラリと並んで釣りをしてましたから、いよいよここも春が来たかなって感じです。

 東京ではサクラが満開になったとのことですが、天神川の桜並木は18日から21日の強風で、すっかり散ってしまいました。大阪のサクラは来週後半ぐらいに満開になるそうです。ということは4月始めには琵琶湖南部周辺のサクラも満開になるということですから、やっぱり例年より10日から2週間ぐらい早めにバスのパターンを考えた方がよさそうです。つまり、岸釣りもボート釣りもスポーニングシーズンのピークがもう目の前まで来てるということです。今週末か来週末、あるいはその次の週末あたりにはドカンときそうなんですけど、皆さんの準備はオーケーでしょうか。

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