Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/10/21

いよいよ本格的なシーズンに
突入しそうな和歌山のジギング

 10月21日に和歌山県すさみへジギングに行ったら、約2週間前は26度台だった水温が23度台に下がってました。ようやく本格的に水温が下がり始めたみたいです。いよいよこれからがジギングのシーズンですね。

 智丸の朝本船長から電話がかかってきたのは19日のことです。市江崎沖でメジロが釣れだしたとのことで、21日の釣行を即決しました。すさみから市江崎沖までは20分ほどかかるので、出港時間をやや早めにして午前5時30分出発。市江崎沖に着くと、スパンカーを立てた漁船がたくさん集まって流し釣りをしています。

 最初は近くで釣り始めて、船の流れ方を確認してから、漁船の軍団ににじり寄って行きます。ポイントの水深は約90m。風は東から吹いていて、潮は西から東へ流れているという、ちょっと釣りにくいコンディションなんですけど、朝本船長がうまく風に船を立てながら潮に合わせて流れるように操船してくれるので、メタルジグはほとんど真下へ落ちて楽に釣りをすることができます。

 ここでしばらくがんばったんですけど、アタリがありません。エサ釣りの船もあまり釣れてないようです。このポイントを早々に見切って、すさみ方向へ移動しながらポイントをチェックしていくことにしました。この頃から東寄りの風が強くなって、次第に波が高くなってきます。

 何カ所かポイントをチェックしたんですけどアタリがなく、すさみ漁港のすぐ前のポイントへ移動してきました。ここで同船者にアタリがきました。重い引きでロッドが根元からグングンしなります。底へ突っ込もうとするのをなんとか耐えて底を切り、途中からはロッドとリールのパワーをフルに使ってグングン巻き上げます。上がってきたのは70cm近いメジロです。なんと横っ腹にフックが掛かってます。それを一瞬も相手のペースにすることなく、危なげなく取り込むあたり、けっこう場数を踏んでるアングラーと見ました。智丸のお客さんって、なれた人が多いんですよね。

 その後もポロポロとメジロのヒットがあって、7人の同船者のうち2人が同サイズのメジロを2尾ずつ、合計4尾キャッチしたところで、いつもよりちょっと早めに帰港しました。最後は風も波もけっこうひどくて、大きな波が来たときは水平線が見えなくなるぐらいになってました。

 すさみ沖のジギングは、水温が20度前後になってメジロやカンパチが底の根に付くようになってからが本当のシーズンです。気が早いアングラーは9月頃から釣りに行ってるんですけど、まあウオーミングアップみたいなもんですね。

 B.B.C.服部も9月からジギングに通い始めて今回が3回目です。前回10月6日に行ったときは1〜2kgクラスのカンパチが回ってたんですけど、なぜかこの日だけ釣れませんでした。釣り新聞の智丸の情報で10月5日が20数尾、7日が10数尾と出ていたのをごらんになった方があるかもしれません。その間の、情報が出てない6日に釣りに行ってたんです。この日も魚はいたんでしょうけど、北寄りの風がとても強くて、船がポイントに止まらなくて釣りになりませんでした。

 そんなことがあって、ちょっと意地になってるんですけどね。まだまだシーズンはこれからだし、この冬も1回ぐらいはいいことがあるんじゃないかな。たのむからあってくれよ。ということで、「メジロが釣れだしたら、すぐに連絡ください」と言い残して帰ってきました。

■智丸 http://www5.ocn.ne.jp/~tomomaru/index.html/TEL0739-55-3774

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ