Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/10/18

下野プロ「こいつが試合中にきてたら」
加藤、小野プロは連日エギテスト

 10月16日のガイド中に50cmオーバーのバスを釣ってきたのは下野正希プロです。この日の琵琶湖は朝から曇り空で、午後3時頃から雨が降り始めたんですけど、下野プロは朝のうちにしっかり50UPをキャッチしてました。北湖のウィードエリアでジグヘッドリグを使って釣ったそうなんですけど、「同じ釣れるんやったら、2日前に釣れとけよ!!」と言ってました。

 下野プロは10月12〜14日に琵琶湖で開催されたJBワールドプロトーナメント最終戦で初日40位、2日目が終わった時点で13位まで順位をアップし、最後は7位という成績でした。この50cmオーバーがトーナメント中に釣れていたら、お立ち台どころか2位とか3位になる可能性のあるキッカーフィッシュになっていたところです。なにしろ下野プロは3日間の合計ポイントでは7位ですが、合計ウエイトでは2位なんですもんね。なかなか思ったように釣れないのがトーナメントなんですけど、それにしても惜しい成績です。

 JBワールド最終戦の結果を見てもわかるように、現在の琵琶湖はこのクラスのアングラーを持ってしても簡単には攻略できない状況です。3日間で9kg、つまり1日3kg釣れば上位入賞できるわけですから、5尾で3kgということは1尾平均600gです。それで上位入賞できるということは、普通はそのサイズも釣れないということですよね。下野プロのように50cmオーバーとはいかないまでも、40cmクラスを釣ってくるアングラーはいるんですけど本当に単発です。それに加えて、気温が下がり、風が吹く日が多くなるにつれて、手堅く釣れてた25〜30cmクラスの数が目立って減ってきました。もっと小さい20〜25cmクラスなら釣れるんですけどね。ボートで走って行って、わざわざ狙うのもなーって感じです。

 岸釣りはあいかわらず河口周辺にアングラーが多いのと、知内で釣れだしてるという話を聞きます。北湖の各河口周辺では岸からのウエーディングで40cmクラスが釣れてるという話を聞くんですけど、ほとんどが夜釣りです。いいサイズのバスを釣るためには、まだまだウィードが多いエリアで、ポケットのようになったハードボトムの所を狙うのがいいんだそうです。だけど、知内漁港の沖にバスが集まってるということは、もう季節は秋の後半で、冬に向かっての準備を始めてるのか? このところめっきり肌寒くなったし、なんか季節は足早のようですね。

 ジャッカルの加藤誠司プロと小野俊郎プロは、このところ頻繁にアオリイカ釣りに通ってます。釣り場は和歌山と若狭です。けっこう釣れてて、行けば5杯以上は釣ってくるって感じです。

 ジャッカルからは、ここ数日以内にエギの新製品である餌美(えび)が出荷されるという情報があります。その製品テストに行ってるんですね。結果は、「これ、やっぱよく釣れるね」という加藤の言葉をお伝えしておきましょう。なにしろ2月のフィッシングショー以来9カ月もかかって発売にこぎ着けた製品ですから、その熟成度が楽しみです。

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