Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/04/17

思いっ切り手軽に楽しめる
大阪湾のボートシーバス

 4月14日に大阪湾のボートシーバス釣りに行ってきました。

 神戸港や大阪港、岸和田港などでシーバス釣りを楽しませてくれるチャーターボートは、もう何年も前から次々とできていて、手軽に楽しめるルアーフィッシングとしてすっかり定着しています。ところが、B.B.C.服部はこのボートシーバス釣りに1回も行ったことがありませんでした。それ以前に、プライベートのオーナーボートで釣りに行ったことなら何回もあるんですけどね。本格的なチャーターボートというのは今回が初めてです。

 利用したのは藤原きよみさんのフィッシングガイドです。出船地が大阪市大正区の大阪マリンターミナルですから、B.B.C.服部の大阪の自宅から1時間とかかりません。藤原さんのシーバスガイドは、ほかに岸和田にもボートを用意していて、そのときの釣況や天候、ゲストの希望によって両方の基地を使い分けています。岸和田まで走ったとしても道が空いていれば1時間もあれば行けるから、いずれにしてもめっちゃ手軽ですね。

 この日は正午から夕方までの半日チャーターで、浜寺から大阪北港の間のポイントを回りました。大きなタンカーとかが着眼するためのシーバースの支柱とかコンビナートからの排水口など、いかにもシーバスが着いていそうなポイントを次々と狙っていきます。

 大阪湾のシーバスは、冬の終わりの一番スローな状態からようやく抜け出して、次第に回復していってるところなんだそうです。結果は2人で40〜60cmが4尾でした。たくさんは釣れなかったんですけど、おいしそうなポイントを次々と回って、シーバースの支柱とかを狙ってルアーをキャストしていくのは、新鮮な体験でした。ポイントによっては正確なキャストが要求されますが、今の琵琶湖のバスなんかよりは、はるかにイージーに釣れますから、ファンが増えるのもわかるような気がします。

 さて、今回のシーバス釣りに使ったルアーなんですけど、前の晩に加藤誠司プロが、シーバス釣りに行くという話を聞いて、「それだったらいいアイデアがあるか」とスクワレルのボディに手作りの短いリップを付けて急きょ作ってくれました。それが右の写真のミノーです。普通にリトリーブしてるだけで、きれいにウオブリングして泳いでくる中に左右へヒラヒラとよろめくアクションがまじって、これがいかにも弱った小魚が泳いでいるみたいでいいんですよね。

 このミノーを使って40〜50cmを2尾、シーバースの支柱にぶつけてリップが折れるまでに釣りました。ほかの2尾はDDスクワレル79とスクワレル76SPです。まだハイシーズンではないためか、シーバスは支柱や護岸にタイトに付いているらしく、正確にキャストして、きっちりとルアーを通して、ていねいに釣ってやらないといけないようでした。

 まあそれにしても、小さなワームとかでネチネチとやらないといけないバス釣りとは違って、ミノーを巻いていればドーンとくる釣りですから、ある種の爽快感があるし、狙ったポイントをルアーがきっちり通ったときに釣れたりしたら、ヤッタっていう感じもあります。みたらーのジギングじゃありませんが、バス釣りでへこみ気味の方は、ぜひ一度いかがですか。

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