Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

00/12/08

走行16万kmを越えた
愛車をついに乗りかえる

 上の写真は8年間乗った愛車です。愛称は流星号って言います。こう呼ぶようになったのは、今から6年以上前のことです。まあ、こんなこと皆さんにはどうでもいいと思うんですけど、自分で王子様とかなんとか名乗ってるタレントが自分の車を流星号って呼んでるらしくて、その真似なんじゃないのかと思われたらいけませんので、念のために付け加えさせていただきました。

 で、わが愛車、軽四輪のスバルレックスなんですけど、なんと16万3504kmも走ってるんですよね。メーターは63504.1なんですけど、実は一回りして、いったん00000.0に戻ってるからプラス10万kmなんです。

 そもそもこの車を中古で買ったときにすでに1万7000kmほど走ってましたから、それから8年の間に14万6000kmほども走ったことになります。出版社で仕事をしてた初めの2年間は毎年約1万km、その後、フリーになってからの6年間は毎年2万km以上のペースで走り続けました。

 別にエンジンの調子が悪いわけでもないし、走ろうと思えばまだ1万kmや2万kmは走れそうなんですけど、さすがにこれだけ古いと、660ccの非力なエンジンのパワーがさらに落ちてきます。それが気になり始めたのと、ワイルドキャットで釣りをするのに和歌山へ通うようになってからというもの、大阪、新宮、大津と三角形に行動するようになったため、今年の後半は走行距離がそれまでの2倍ぐらいになりました。そこで、思い切って乗りかえることにしました。

 と言っても、車がかわったのを自慢したいんじゃないんです。B.B.C.服部はレックスが気に入ってたから、限界が来るまで乗り続けただけのことなんですけど、物を大切にするっていうのは、こういうことなんじゃないかと言いたいんですよね。

 レックスに乗ってる間に、「そろそろ買いかえた方がいいんじゃないの」って何回も言われました。そういう人に限って、バブリーな車に乗ってるんですよね。○○に金を持たしたら、ろくな使い方をしないという典型みたいな人達にこういうことを言われると、「意地でも乗りかえないぞ」と思ってしまいます。(○○のところは皆さんが適当だと思う言葉を入れてください。正解の方には栄誉ある「Bassingかわら版 Best Watcher Today」の称号をさしあげます)

 それにくらべると、好きでサバーバンやブロンコに乗ってる下野正希プロ、ドッジ・ラムに乗ってる加藤誠司プロなんかは、そんなことひとことも言いませんもん。本当に好きな人は、大きくても小さくても、新しくても古くても、自分の好きなのが一番だっていうことをよーくわかってるんですよね。「車を乗りかえる」って下野プロに言ったら、「そんなことしたら服部さんのイメージがくずれるわ」と言われちゃいました。

 10年を越えた車は排ガスが汚れてくるから税金を上げようという話があります。だけど、これってなんか違うんじゃないかと思ってしまいます。10年で乗りかえるのを15年まで持たしたとしたら、30年間に3台必要な車が2台ですむことになりますよね。その差の1台を作るのに使う材料とかエネルギーとか自然に対する負荷とかを計算したら、11年目から15年目の間に出る排ガスの汚れによる影響とどっちがどうなのか、あるいは11年目以降も排ガスが汚れないような技術を開発できないものかと思ってしまうんですけど、そういうことをちゃんと踏まえた上での議論が行われてるんでしょうか。

 B.B.C.服部が知っている例で、こういうのがあります。自然保護にうるさいアングラーが、この人はバスアングラーではなくフライフィッシングが好きなアングラーだったんですけど、ずいぶん排気量のでかい四輪駆動車に乗ってました。こういうのって、いくら自然保護のことを真剣に考えてたとしても、はたしてどこまで本気なのかなと思ってしまいます。効率よく移動したり荷物を運ぶために車が必要なんだったら、ガソリンを食わない軽とか小型の四駆の方が自然保護にはいいんじゃないのかと思ってしまうんですよね。

 この人物にそういう議論をふっかけたら、キャンプとかの荷物をたくさん運ぶために必要だとかなんとか、急に自然保護はどっかへ行ってしまって、自分勝手な人になってました。このときは、「キャンプなんかしないで家で寝てた方がよっぽど自然のためなんじゃないの」と言いたかったんですけど、「それは違う。アウトドアスポーツは人間が自然にとけ込むことによってなんとかかんとかうんぬんかんぬん」と話が長くなりそうなのでやめました。

 レックスの次に乗るのは、FF1600ccのカリブです。軽四輪から1600ccにサイズアップにしたのは、200km、300kmと走ったときの疲れ方が違うと思ったからです。もっと大きな車の方が疲れないことはわかってるんですけど、これより大きくなると仕事にも遊びにも無駄な部分が多いと思ったので、このサイズにしました。

 今、カリブに貼るためのワイルドキャットのロゴとALPONGのステッカーを作ってる最中です。間もなくできあがるはずなんですけど、ALPONGのステッカーを貼った白のカリブが走ってるのを見かけても、追いかけたりしないでくださいね。

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