Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

Editorial
Vol.58(06/04/23)

今週の湖底から

 「今週のかわら版から」に続いて「今週の湖底から」のタイトルも新しく立てることにした。これも筆者がもっとも得意とする気まぐれだから、来週以降も続いて、内容がエスカレートするなんてことを期待しないように!!

■今週の湖底から
工場汚水は琵琶湖に影響なしの結論
(06/04/16)30年前の調査結果と比較するのがすごいね。琵琶湖の在来魚資源量データも似たような状況なのでは。
三方五湖版ありがとう券(06/04/16)来年度は三方五湖も八方美人のひろめよう券になるんだろうか。
三つどもえの滋賀県知事選(06/04/16)滋賀の環境畑を歩んできた3人目の立候補予定者がどこかの大臣みたいに「女性が男性の10倍働かないと認めてもらえないこともあり、ついがんばり過ぎた」なんてことにならないように祈りたい。詳しくはこちらを。
常陸川水門の魚道整備が決定(06/04/16)吉田幸二さんとWBSの一つの大きな仕事が実りを見たことを心から祝福したい。署名活動を売名行為だなんて言ってた人達は、ご愁傷様!!
琵琶湖北湖でメタロゲニウム大量発生(06/04/17)最初はメタロゲロニウムだと思って、原稿もそう書いてた。微生物の可能性もある約20マイクロメートルのマンガン酸化物構造体って、いったい何ですかあ!?
環境大臣が公務復帰(06/04/18)バスの特定外来生物早期指定も「ついがんばり過ぎた」結果の一つなんだろうか。
魚道整備決定でWBSが声明(06/04/18)WBSの皆さんも、横山鉄夫会長もおめでとう!!
琵琶湖でボート事故救助訓練(06/04/20)身内だけの救助訓練で、警察官が湖岸から衝突を確認して出動要請するって、メディア向けのやらせとしか思えない。
琵琶湖の外来魚05年度は14トン回収(06/04/20)リリース禁止を県内全域に拡げた06年度は外来魚の回収量がどれぐらい増えるか楽しみ。
コアユの群れが謎の減少(06/04/22)去年の今頃も同じこと言ってなかったかあ!? この記事を書いた記者は1年前の記事をチェックしてないんだろうか。
滋賀県の外来魚回収06年度は目標15トン(06/04/22)県内全域リリース禁止で06年度は内湖にも新たに外来魚回収施設を設置するんだって。滋賀県はやる気満々??? だけど、漁業関係者が回収施設の設置を要望するって何なんだろう。
烏丸半島のリゾート開発(06/04/22)これが現知事就任前の計画だとしても、烏丸半島を元の姿に戻すなんてことを現政権は絶対にしない。バブルがはじけなかったら琵琶湖がどんなことになってたか、想像するだけでも恐ろしいね。
佐賀県のリリース禁止事情(06/04/22)記事の最後の部分、「釣りファンの要望や地元経済への影響を配慮した形だが、下流への流出防止策は完全とは言えず、自然保護関係者からは疑問の声も上がっている」のうち、湖底からの引用では後半を省略した。リリースしてもしなくても北山ダムにはバスがいるんだから、リリースを認めることと流出防止のバーターはちょっと無理があるのでは。もしかしたらリリース禁止と外来生物法の飼養禁止の区別ができてないんだろうか。
伊豆沼・内沼に人工産卵床設置(06/04/23)04年は455基、05年は370基、06年度はセンサー付き100基を含む400基。環境省の予算はどこへ? あるいはこれも随意契約の結果か。バスの卵と稚魚と親魚をこれだけ捕獲したという報告は記事に出てくるんだけど、バスの生息数がこれだけ減って在来魚がこれだけ増えたというデータが出てこないのが気になる。

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