プロフェッショナルガイド杉戸繁伸の
琵琶湖ガイド情報

2007年7月21-22日
Vol.362
夏本番前の一瞬の炸裂!!

 やっと梅雨明けになりました。しかし、すでに7月後半です。ここでやっと夏が来たわけですが、その夏本番も数週間ぐらいになるかも!! 例年、お盆を過ぎると、夜にはエアコンがいらないときも多い我が家。けっこう風通しがいいですからね、滋賀県は!!

 さて先週末ですが、土日どちらもガイドで湖に出てきました。7月21日(土)は関東からお越しの久保田さんと杉崎君。この日は1日ローライトで波もなく、それなりに期待は膨らみますが、しかしあくまでもそれなりで、もうだまされません。そんな中、とりあえずクランクでスタートすると、早い段階からバイトが続きます。普段、ハードベイトで魚を釣った経験が少ないゲストにとっては、楽しいスタートとなりました。

 しかし、このクランク、ただ棒引きで釣れるほど今の琵琶湖は甘くはありません。よく言われる、ウィードに引っ掛けてサスペンド、そして外す。これはもう皆さんもご存知のはずですよね〜。でもこの日は、これらの動作をしていてもバイトにかなり差が出ました。ウィードへのタッチ、サスペンドの感覚でかなり差が付くもので、文章や動画を見ただけでマスターできるものではないと思います。ゲストにとってはよい経験になったはず。ぜひマイレイクで試してほしいですね〜!!

 そして、クランクの後はハネラバ親の敵コースに入ります。しかし、今の琵琶湖、ただのローライトでボコボコ釣れるほど甘くはありません。他のガイドさんも同じですが、一瞬の時合いを逃すまいと、すさまじい戦略でタイミングを計っていきます。まさに一瞬ですからね。そしてこの日も、サイズ狙いでハネラバすると、やはりバイトは少ない。そんな中でもどうしてもハネラバで釣りたい杉崎君。クランクやればサイズ選ばずバイトがある中、ひたすら跳ねまくり。

 そんな中、久保田さんのハネラバにバイトが出始めます。サイズは48cmまでですが、真横で親の敵フッキングを見せられたら、もう後には引けません。ちなみに久保田さんのジグはハネラバ12g & バルキーホッグでした。

 その後も、どんどんバイトは増えていき、ついに杉崎君の168Hに生命感が!! かなり興奮気味に巻きまくりコンディションのよい47cmをゲット。これで念願のハネラバデビュー達成。しかし、感動の余韻に浸ってる時間はまったくありません。「今、回って来てるから、くるよ〜!!」と船長からバイト多発警報が発令されます。もう船中はすごい緊張感が漂っており、ロッドを跳ねさせる音がしまくり状態。

 そして何気に杉崎君の168Hのティップを見てると、軽く入ります。次の瞬間、渾身の力で親の敵フッキング。これは見事決まりました!! 横で見ていても気持ちよかったですね〜。ロッドの絞り込みを見ていると、50UP間違いなし。それを言うと、杉崎君はもうガチガチ。念願の50UPが掛かっているわけですから、仕方ありませんよね〜。でもフッキングが決まっているから、ネットを使わず、ハンドでゲット。これで初ハネラバ兼初50UP達成。最後にドラマがありました。

 結果的には45〜51cmが10本、それ以下多数。ひさびさに数もサイズも楽しめた1日となりました。久保田さん、杉崎君、お疲れさまでした。午前のクランク、午後のハネラバ、いい1日でしたね〜。地元でもいろいろ試してみてくださいね〜。それと杉崎君、釣りもいいけど、勉強はきちんとしいや〜!! ちなみに、その夜はゲストの方と焼肉コース。次の日が休みであれば、もっと遊べるはずですが、今の私は絶対無理っぽい。翌日もガイドなのでほどほどで切り上げます。

 そして翌22日(日)、ゲストは約1年半ぶりにガイドに来られた向井さんと、ガイド初体験の菱川さん。お2人はバリバリの武道家なので、SP付きの釣りって感じでした。

 今日もローライトなので、まずはクランクからスタート。すると予定通り好反応で、向井さんは45cmをゲット、ひさびさにハードプラグで釣ったらしく、かなり大興奮。しかも少しテクニカルなので、それを実体験しながら結果が出るので喜び倍増ってとこですね。

 しかし、これも感覚の世界。つかむまではバイト激減、菱川さんはかなり苦戦されます。その後徐々につかんでいくと、バイトが出だし、数はポロポロと釣れてくれるので助かりました。ただ、この日は、なぜか船が異常に多く、よいエリアは船が流せないぐらい。そのまわりをクランクで探りながら釣っていく感じでした。

 そして昼からはサイズ狙いでハネラバコース。武道家らしく1000ハネ組み手に挑戦してもらいます。すると、菱川さんのハネラバにヒット。50cmには少し及ばないものの、初のハネラバフィッシユなので菱川さんはかなり興奮されていました。

 しかし、船が多い1日で、しかもバイトが少ない。午後に関しては、かなり渋い感じ。最後の最後までハネラバで狙いましたが、タイミング合わず、45UPが数本、それ以下は多数って感じで終了となりました。向井さん、菱川さん。お疲れさまでした。今回覚えたことは、プライベートで琵琶湖に行ったときにぜひ試してみてくださいね。また来年お待ちしております。

 この2日間はサイズにさえこだわらなければ楽しめる琵琶湖だったと思います。ゲストがハネラバをやっているときに、少しライトリグをしてみると、結構すぐにチビが釣れたので、私的にはひさびさなので楽しめた感じです。ハネラバはやはりタイミング次第ですが、やり切れば1日に何回かはチャンスがあるので、これから水温が上昇すればチャンスはまだまだ続きそうです。それとクランクですが、今回はかなりバイト数に差が付いたので、面白かったです。ちなみに今回圧倒的によかったのはラパラDT10でした。ご参考までに。

■使用タックル
ハネラバ
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-168H
リール シマノ・アンタレスDC7LV(左)
ライン サンライン・FCスナイパー16lb
ルアー シマノ・ハネラバ12g &バルキーホッグ、パカクロー、シマノ・ハネラバガード12g &ベイビーパカクロー
クランクベイト
ロッド シマノ・ファイナルディメンションTS-1610MF
リール シマノ・アンタレスDC(右)
ライン サンライン・FCスナイパー14lb
ルアー ラパラ・DT10、ファットペッパー

■船長の独り言

 最近、ガイドをしていてつくづく思う。結果だけではないことを。杉崎君にしても、菱川さんにしても「どうしてもハネラバで釣りたい!!」とほかには目もくれずひたすらハネハネ。今なら確率が高いので、どうしても頑張ってしまうが、一歩間違えばかなりヤバイ日も多い。ただそのあたりを理解してくださるゲストも多いので、今は助かっている感じですね〜。

 それとデリートマスターですが、先週後半から店頭に並んでいるらしく、日曜日のゲストの向井さんはかなり大人買いされてました。多分、置いている店が少ないから探すのはたいへんでしょうね。こればかりは私の努力ではどうにもなりませんからね〜。まあもし見かけたら、ゲットしてもらってもよいかとは思います。値段設定もかなり頑張りました。また今の時代ですから、それほど作ってませんので、次は当分ないかもね。秋のスローローイングには重宝するので、ぜひお試しください。

 そして先日発売されたBasser9月号にハネラバの特集記事が掲載されているので、船長的ハネラバが気になる方は購入して読んでみてください。では、また来週。

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