![]() ![]() プロフェッショナルガイド杉戸繁伸の 琵琶湖ガイド情報 |

さあ〜、あっと言う間に8月も終わろうとしています。昼間はまだまだ暑くて汗だくになりますが、夜になると案外過ごしやすい日が多くなっており、確実に季節は進んでいるみたいです。昨年の流れからすると、私的にはこれからが超忙しくなり、体調管理にはかなり気を使うようになります。油断すると夏バテがきますからね〜!! 本来は月に1日は休養日を取る予定でしたが、年内は無理っぽい感じです。


さてそんな、バタバタの毎日を過ごしている私ですが、先週末はあいかわらずバタバタしてました。8月18日(金)、仕事を終えたその足で最終新幹線に乗り込み、シマノ開発スタッフとともに九州へ向いました。なんとか仕事を終わらせて飛び乗ったので、ひさびさに駅弁をぺロリ。これが意外と美味く、これで最初のつかみはOKです。しかし、これから行く方向はまさに台風の中心へ向っており、広島を過ぎたあたりから雨が降り始め、九州に入ったときには、かなりいい感じで風が吹いています。ホテルのフロントの人も、まさかこれから釣りに行くために泊まっているとは思ってないでしょう。


そして1時間程軽く寝て、19日(土)午前3時、ツカティー(塚本謙太郎)と合流。いざ、お膝元のリザーバーへ。しかし案の定、暴風雨。スロープの手前まで来て車内待機となり、ええ〜歳した中年男性がポテトチップスをつまみながら延々(3時間程度)話している様子は、他から見れば、まじ痛い人だったと思います。
ただ、今回はこのミーティングもかなり重要なお仕事だったので、とりあえず、今からするべき仕事の方向性を延々話した感じです。さてその中身、気になりますよね〜!! 今回は、写真では完全NGも大ありで、いろんなサンプルを持ち込んでのテストが目的。かつ最終決断を下す一歩手前の意思統一を計るテストでした。FDに関しては、塚本、桐山、私の3人でレングスからテーパー、パワーのすべてまで決めており、担当しているモデルでは最後に自分がOKを出せばすべてが動き始めるので責任重大です。「ただでロッドもらえてラッキ〜」と思っている方も多いと思いますが、普通に考えればわかかりますよね〜。今の世の中、そんなに甘くありませんよ〜。何でも売れたバスバブルとは違いますからね〜。
シマノ3兄弟の仕事としては、シマノイズムを理解した上で、今のFD、今後のFDの全体像を把握し、その中で作品を出していかなければなりません。リール、ルアーとて同じ。すべては線となり繋がっていくわけです。流行をすばやく感じ取り、それに対応する商品展開も必要ですが、数年先を見越した戦略も大事です。大手の会社は動かすお金も桁違いなので、長期的な企業戦略が生命線となります。私的には、企業の短期的な戦略からこの長期的な戦略を読むのがとても面白く、また自分の人生においてもかなり参考になるので、今の商品展開もよい勉強になっています。


おっと、かなり話が脱線しましたね〜!! 車内会議の続きに戻りますね。そして昼前になんとか風も緩み、なんとか湖に出ることができました。私にとってはまさに初めてのフィールド。またエンジン船でのリザーバーは数年ぶりだったので、かなりハイテンション。しかも今回はツカティー船長の後ろだったので、超らくちん。私にとってはめったにない待遇です。


前日の夜からの暴風雨で、水温が若干下ったのか、魚は結構沈んでいる感じで、ディープをメインにチェックしていくと、早い段階でアジャスト成功。そこからは飽きない程度にナイスキーパーが釣れ、また45cm前後の魚もよく混じってくる。「こんなリザーバー、まだあったんや〜」って感じです。


感心したのは釣れる魚のコンディション。どれもエサをよく食べて太っており、その引きは抜群で、より高くジャンプし、次の瞬間、より深くダイブ、かなり楽しめましたね。


短い時間ながらも、台風後の釣りを堪能した後は、海辺のホテルで一泊することに。この時点で、ツカティーの睡眠時間は0時間、私は1時間。普通であれば、夕食後すぐさまダウンのはずですが、そこから3時間またミーティング。この日のテスト内容から、結構悩める問題が勃発するなど、やればやるほど仕事が増えていく感じでした。それぐらい真剣なんですよ。


翌20日(日)、もちろん早朝からスタート。さすがに台風後の気圧上昇から渋くはなるものの、パターンは大きくかわらず、少しサイズダウンしたものの飽きない程度には釣ることができました。今回のリザーバーの釣りでは、ある程度の制約はあったものの、その中でかなりよかったパターンは琵琶湖でも好調なフリックシェイクやスワンプのテキサスリグで、他のワームとはバイトの差が歴然。これにはツカティーもびっくりで、最後には皆でフリックをシェイクシェイクです。


水深10〜13mでのテキサス、かなり面白かったです。これからリザーバーへ行かれる方、ぜひお試しください。あと一つヒントがあるとすれば、このディープテキサス、動かし方でバイトの差が出ます。いろいろやってみてくださいね。


まあこんな感じで、ひさびさにリザーバーでの釣りとなりましたが、緑の景色の中でコンディションのいい魚を釣るのは本当に気持ちのよいものです。その中で、ツカティー、シマノ開発担当と、まさに朝から晩まで一緒にやりあった2日間。そのおかげで見えてきたものもあり、今の自分にとってかなり有意義な釣りとなりました。そして夕方は関門海峡を見ながら食事。またまた最終新幹線で帰路に着く、かなりハードな週末となりました。
ちなみに翌日もきちんと午前5時に起床し、いつも通り仕事はこなしましたが、頭からロッドのことが離れません。カーボンの弾性率、レジン、テーパー、パワー何をどういじくっていくのか!? どこかで決断しないと!! すでに刻々と時間が迫っています。
■本日の独り言
人との出会いとは本当に面白いとつくづく思う。今回はシマノの計らいもあって、ツカティーの地元で釣りをすることができた。これって数年前には思いも余らなったことです。いろんな面で、毎年よい体験をさせてもらっている。これも魚釣りのおかげ。たかが魚釣り、されど魚釣りですね。いつもゲストに言っているのが、「より豊かな釣り人生を送るには、よい船頭とよい釣り友達を持つこと」
これは自分の独断と偏見ですけどね!! ここでのよい船頭って言うのは、よく釣らせてくれるだけの船頭の意味とは違いますからね。皆さんも、よい釣り友達を作ってくださいね。
それと、10月ガイド予定日がある程度調整が付いてきました。近日中にUPします。お楽しみに。では、また来週。琵琶湖ガイドの予定です。
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