Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/09/04

外来生物選挙なら
東京10区より滋賀1区

 滋賀1区のバスアングラーがうらやましいですね。9.11衆議院議員選挙の話です。小田一朗さん杉戸繁伸プロが伝えたくれた通り、京都新聞のアンケートに答えて民主党の川端達夫候補者がリリース禁止の全国拡大に反対であると明言してます。理由は「全国一律で論じることは出来ない。外来魚の全面駆除は元々困難であり、今の日本環境との調和の視点が必要」とのこと。こういう候補者に自分の大切な1票を投じることができる滋賀1区のバスアングラーは、本当に幸せ者ですよね。小池さんを相手に回す東京10区のバスアングラーよりも幸せだと思いますよ。

 滋賀1区は琵琶湖西岸の大津市と志賀町、高島市を擁する選挙区です。有権者には下野正希プロを始め、菱田敬一さん、加藤誠司プロ、小野俊郎プロ、関根健太プロ、佐藤順一プロ、河畑文哉プロ、杉戸繁伸プロ、立田博さん、村上晴彦さんら有名バスアングラーがズラリ。ほかにも知ってるバスアングラーが大勢いるし、レンタルボート店やマリーナ、タックルショップもたくさんあります。釣り具メーカーもあります。琵琶湖がリリース禁止になったときは、「くそーっ!! 滋賀県め」「なんで滋賀県なんかに税金払わんとあかんねん」と思ったかもしれませんが、今になって滋賀1区に住んでてよかったと思いなおしてるんじゃないでしょうか。和歌山3区のキャプテン服部は本気でうらやましいぞ!! なんせ和歌山では外来生物法やリリース禁止のことなんか話題のかけらにすらなりませんからね。

 だけど、川端候補者のこの主張も、バスアングラーが何もしないで勝手に出てきたものではありません。琵琶湖のリリース禁止からこっち、自分達の話を聞いてくれる政治家が誰かいないかと一生懸命探し出して、見付かった相手と誠心誠意お付き合いしてきた結果です。誰ががんばったかは、皆さんよくご存じですよね。

 これとは逆に、バスアングラーの声が行き届いてない例は、もう嫌になるほどたくさんあります。滋賀県だけでも、外来生物法の名称すら正確に知らなかったり、同法がリリースを禁止してると思ってる候補者がいます。こういう人物は外来生物のことをまともに考えたことなんかあるわけないし、もし環境保護を訴えたとしても目的はほかにあるはずだと、普通に考えてそういうことになりますよね。たった50字そこそこのアンケート結果だけで、正体がバレバレです。

 ましてや「魚類の命をもてあそぶ様な釣りは禁止にしても良いくらいだ」などと主張するに及んでは、論理的思考ができてるかどうかさえ疑いたくなってしまいます。魚類の命をもてあそびたくないからリリースしてるんでしょ。それがなんでリリース禁止どころか釣り禁止になるんですか。魚類の命をもてあそばない釣りなら禁止しなくていいって言うんだったら、それがどんな釣りか教えてほしいものですね。それともう一つ。「生態系を守れない人は釣り人とは言わない」とも主張してるんですけど、だったら生態系を守れる釣り人って、どんな釣り人なのか聞いてみたいですね。もしかしたら、駆除釣り師だけが釣り人で、それ以外の釣り人は釣り人とは言わないなんて、とんでもない返事が帰って来たりなんかして……。ついでに、琵琶湖の生態系を守れる漁業者って、どんな漁業者なのかも聞いてみたいですね。もしかしたらこの人、魚を1尾も水揚げしないで補償金や助成金だけもらってる漁業者が一番偉いなんて本気で思ってないだろうなあ……。

 加藤プロの言う、相手の話をちゃんと聞くことができない候補者とは、まさにこういう人物のことかもしれませんね。この人が川端候補者と同じ滋賀1区だったら面白かったのに。うーん、ざんねーん!!

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